夏の味覚  鱧(はも)


ゴールデンウィーク中良い天気が続き、気温も夏を感じさせるほど上昇してきました。
つい最近まで、肌寒かったのが、嘘のようですね。
本日は、地物(三河産)鱧が入荷しました。
鱧といえば、京都、京都といえば祇園。鱧は、祇園祭のころ最盛期を迎えますが、三河湾では、4月中旬から、
9月下旬まで漁があり、初夏の、「鱧の落とし」から、秋の「松茸土瓶蒸し」の時期まで、地元の漁で賄えます。

活きた鱧は、頭を落とし、皮にあるぬめりをしっかりこそげ取り、腹びらきします、背びれをはがし、写真のように、
骨切りをしていきます。一口サイズに落としたら、沸騰した湯で、湯引きをします。(活き鱧のコリっとした触感を残して)
梅肉・酢味噌がよく合いますが、食欲が減退するこれからの時期、ウナギ・あなご・鱧などの長物(ながもの)はスタミナ食として
ぴったりです、中でも鱧は、さっぱり食べられるので、最高です、ぜひ一度ご賞味ください。