のれん


きく寿司の入り口にかかっている、暖簾は、11年前まで営業をしていました吾妻町店の隣にあります、『あづまや呉服店』さんで、特別に作っていただいたものです、旧店舗のお向かいに『ホリホック』さんがあって(喫茶店)店内に、この暖簾の元になった、絵が飾られていました。


作者は、近所の八百屋さん『マルク』の大将で、毎日書かれる絵日記の1枚です、はがきサイズの小さな絵でしたが、「たまには空を泳いでみたい」のコメントに感動し、永吉店のオープンの際に是非この絵を暖簾にしたいと思い、ご主人にお願いしました。
中々良い返事がもらえませんでしたが、あづまやさんと二人で説得して、この暖簾が完成しました。


写真では、暖簾の大きさがわかり難いかもしれませんが、すし店の暖簾としては、かなり大きなものです、(横の長さは、2メートル40センチ、たての長さが1メートル20センチ)
あづまやさんが、当時は、染物やさんと苦労して製作してくれたものです。
絵に描かれている魚は、メバルですが、おそらく体長15センチぐらいのものだと思います、そのメバルが、10倍くらいの大きさで描かれています、このコメントのように、メバルは、空を泳いでいます、私自身も、たまには空を泳いでみたいなんて思います。

写真の暖簾は、開店当時に製作したものから、4枚目の暖簾です(まったく同じもの)きく寿司には、いつもこの暖簾がかかっています、
ご来店の際には、是非一度ゆっくりごらんになってみてください。