西尾小学校の生徒たち


 昨年、当店に何度か体験学習で訪れた西尾小学校の生徒さんたちが、学習の成果を、
ポスターにまとめて、発表しに来てくれました。


 8人の生徒さんが、まず体験学習のお礼を述べた後、グループごとに、ポスターにまとめた、
体験内容を、わかりやすく発表してくれました、私がおろして見せたカレイや鯛の写真・
自分たちが実際におろした鰯やアジの写真を上手に使ったり、自分たちで調べた資料を使い、
きれいにまとめられていました。


 体験に訪れたとき、鰯を順番におろしてもらいましたが、気分が悪くなって座り込んでしまった子も、
今日は元気に発表をしてくれていました。
 感想の中に、『魚がもっと好きになりました』『食べてみたくなる
さばき方を見せえてくれました』『魚が傷まないようにやさしく触る』など、みんな魚に興味を持ってくれて
ありがたく思いました。

 正直、営業日に、4・5人の生徒さんを面倒見るのは少々しんどい所があります、仕入れや、仕込みを体験してもらって、
いくつかの質問を受けるだけなのですが、いつもの仕事のリズムが出来ず、やはり疲れます。
でもこうして、体験学習の成果を発表してもらえると、そのときの苦労が報われます、3組の生徒の発表を聞いているうちに、
うれしくて、涙がこみ上げてきました。


たまたま、お食事をされていたお客様は、元西尾小学校で教師をされていた方で、生徒の後ろでそれを聞いておられました、
お帰りの時に、「今でも、体験学習は続いているのですね、いい物を見せていただきました」と温かい感想を頂きました。


最後に、時間をかけて作ったポスターと(はとやさんに教えてもらって作りました)手作りの味噌を頂きました。


今回も体験学習に協力をしてよかったと心から思いました。来年度は、どんな子がくるのか、今から楽しみです。