シャコ(蝦蛄)


春先から、梅雨時にかけて、旬を迎える三河湾のシャコ。
本日入荷のシャコは、もう身がぎっしり詰まってきているものも
多く、そろそろ、旬の時期を迎えつつある気配。


 この時期は、メスの子持ちシャコは、まだ少なく、6月ぐらいに、
子持ちシャコの最盛期をむかえます。
オス・メスの好みは、半々ぐらいで、比較的女性のお客様のほうが、
子持ちを好まれるように思います。


最近、スーパーの鮮魚売り場でも、茹でた、三河湾産のシャコが売られておりますが、
ご家庭で、皮をむいて食べるのに、苦労されてる方が多いと聞きます。
今日は写真で、皮の切り方・剥き方を解説します。

調理用のはさみか、花霧バサミを用意してください。
まず裏返して、尻尾の先を切ります。(先がとがっているので注意)



次に、ハサミを少し斜めにして、横を切っていきます、
この時、腹についているヒレを一緒にきって生きます。
(ここがポイント)

左の写真が、片側を切ったところですが、腹にあるヒレが、
片側だけ切れているのがわかるでしょうか?
この部分が残っていると、後で皮をむくときに身が皮のほうについてしまいます。

反対側も、ハサミを斜めにして切っていきます。両側切ったのがこの写真です。
(少しもったいない感じがするくらい、皮を厚く切るのもポイントです。)
さあ、いよいよ皮をむきますが、剥く前に、両側から少し揉んでやると、
皮についてる筋がはがれて、剥きやすくなります。
写真では、わかりにくいかもしれませんが、皮についてる筋が
きれいに身からはがれて、皮もきれいに取れます。
爪の身は、甘みがあって美味しいので捨てないで食べてください。
頭の付け根から、爪をはずして、根元の先を、歯でちぎって、後は、指で押せば出てきます。


少々、手間のかかる、仕込みですが、ご家庭でもぜひチャレンジしてみてください。
これから、気温の上昇とともに、海水温も上がり、シャコもどんどん身がよくなってきます。
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

いつも美味しいお寿司をご提供します

きく寿司のホームページはこちら

http://www.kikuzushi.com

ご予約はお電話で(0563)57−2205

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■