魚のアラの味噌汁


毎日、大量に出る魚のアラ(頭・中骨・腹骨など)
真鯛のアラなら、鯛のアラ焚き
鰤のアラなら、ぶり大根
どちらも、魚の美味しい部分がたくさん含まれています。
ゼラチン質の多い、目の裏の部分には、DHAEPAなどの体に良い成分がたくさん含まれています。


でも、いくら新鮮な魚でも、仕込みをしっかりしないと、
生臭くなったり、うろこが残っていたりで、料理が台無しになってしまいます。

使うアラを、用途に合わせて切り落とし、ウロコや、血合いをきれいに取り除き、
大きめのボールで、水を流しながら良くさらします。(血抜きをする)


熱湯で表面を湯引きして、再度水にさらし、残った血合いや、ウロコをきれいに取り除きます。
手間のかかる作業ですが、ここまできちっとすれば、生臭みも出ずに美味しくアラが食べられます。

当店では、ランチほか、すべてのお寿司のメニューに、アラの味噌汁をお出ししております。
骨があって、食べにくさはありますが、その骨の周りの身が魚の一番美味しいところだと思います。